花だより
日照不足による徒長
2021-09-09
9月になり、朝晩は冷え込むようになってきましたね。
さて、今回ご紹介するのは植物の徒長についてです。
弊社ブログ内でも何度か記述したことのある徒長(植物の茎が無駄な成長や間延びをしてしまうこと)ですが、その原因は日照不足、水のやりすぎ、風通しの悪さ等々が挙げられます。
こちらは弊社事務所内で育てているハエトリソウになります。
おわかりいただけるでしょうか?
左側のハエトリソウの茎はかなり長くなっており、葉の生え方も密集せずまばらになっています。一方、右側のハエトリソウは茎が伸びすぎることなく茎や葉がまとまっています。均等に日に当たる感じがしますね。
左のハエトリソウは、8時~11時ごろまでしか日の当たらない場所に、
右のハエトリソウはほぼ一日日の当たるところに置いていました。
日当たりの悪い場所に置いていると、このように植物は不自然に間延びをしてしまいます。
日照不足により、光を浴びようとするあまり茎を伸ばそうとするのです。
茎が不自然に長くなる、なんだか全体の姿が間延びして見える、そんなときは鉢やプランターの置き場所を変えてみてはいかがでしょうか?
(左のハエトリソウは日当たりのいい場所に移しました
)